2011年7月25日月曜日

2011年PTNAコンペティション グランミューズ部門(1)

毎年、真夏に開催される、PTNAコンペティションを見に行きました!

アタクシが見るのは、グランミューズ部門のみ…

幼稚園〜大学の専門部門とは違い…

■A部門

音楽大学出身、一般人でも出場OK

年齢別に、39歳までがA1、40歳以上がA2と言う風に別れますが、40歳以上でもA1部門に出場可能

■B部門

非音楽大学出身で、一般人だけの部門

A部門と同じ年齢別に別れていますが、B2に該当する年齢でもB1には出身可能

今日を見たのは、A部門の音楽大学出身と一般人の部

すでに、ピアノ指導者としても教えてる先生としての姿の演奏も聴けるワケですが〜…

蓋を開ければ…、、、

それは意外な現実を聴かされた想いでした…

一部を聴いたので、そのレポートです…

写真→ ハーモニーホール(東京・中野坂上)

2011年7月23日に開催

一部のプログラムから

A2カテゴリー

□A2カテ:リスト:波を渡るパオラの聖フランチェスコ→やや、重いタッチとトレモロの左手がやや鳴らし過ぎな点と右手の和音を鳴らしながらのテーマのメロディーが平坦に歌われるのが些か(crese.dim.などの山あり谷ありみたいな構成が不足)。和声の微妙な変化が感じられなかったのが残念…★★(地区予選通過)

□A2カテ:シューマン:幻想曲op.17 1st.mov→音色や語り口などの雰囲気的な面はセンスも感じるか、全体的には平坦で、集中力に欠けてしまって何度か、演奏が停滞してしまったのが残念…★

□A2カテ:ショパン:ポロネーズop.53『英雄』→もし、この演奏が素人ならば許されるかもしれない…。このA2カテゴリーの部門は少なくとも、ピアノ指導者や音大卒業をした人が中心に出場する部門なだけに、この演奏には正直、驚いた。譜読みや打鍵の曖昧さ、リズム、ペダルの使い方、全て、素人と同じレベルに聞こえてたのには、開いた口が塞がらなかった…★

□A2カテ:ブラームス:間奏曲op.118-2+奇想曲op.76-2→時間の都合(5分でカット)で、間奏曲しか演奏されなかったが、さり気ない語り口で歌うのはいいのですが、フレーズ感がやや甘い捕らえ方なのと、フレーズの山場の箇所で響きがキツくなる点が少々。中間部はやはり二声が聞こえるように対話感が欲しかった…★★(地区予選通過)

A1カテゴリー

□A1カテ:ヒナステラ:12のアメリカ風前奏曲集(全曲)→ヒナステラの場合、リズムのキレさ、和音の無駄の無いスマートな音の出し方を研究しないと、ただうるさいだけの音楽になるので、その点が不足。ペダルも深く踏み過ぎるし、ハーフペダルの技術が見られず。メリハリのある解釈が聴けなかったのが少々残念。音色を一色単にも思いました…★★★

□A1カテ:リスト:マゼッパ→リストの荒々しい泥臭さとか、野心感とかが全く感じられなかった演奏。所々、ツェルニーのような弾き方には幻滅。中間部も何処かへ飛んで行くような演奏。やはり、この曲の難しさを改めて思いましたね〜…。ジョルジュ・シフラのようなああいう芸風のような物が感じられず…★

□A1カテ:リスト:エステ荘の噴水→全体的には良く弾け、て、はいるのだが、伴奏型が右手になると音量が落ちなくてアンバランスな鳴らし方が耳障りに。フレーズ感の開始と語尾の区切りをはっきりしないまま流れてしまう点が気になった…★★★(地区予選通過)

□A1カテ:ブラームス:ソナタ第2番op.2 1st.mov→全体的に力み過ぎな演奏。強音になると、やたらと打鍵を圧迫するかのように弾いてしまうので、音色が殺されしまう。ベーゼンドルファーで、力尽くの打鍵をしたら耳が痛い。音色は平坦だと思う…★★★(地区予選通過)

□A1カテ:ベートーヴェン:ソナタop.31-2 3rd.mov→何ともメリハリ感の薄い、ペダルの使用のセンスの無さには些か…。打鍵の弱さも気になった。やはり集中力に欠けた演奏…★

□A1カテ:グリーク:ソナタop.7 1st.mov&2nd.mov→棄権(演奏しませんでした)

□A1カテ:J.S.バッハ:フランス組曲第5番BWV816 「アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ」→アルマンドは全体的には無難にこなしてはいるが、平坦な印象。クーラントは停滞したのが少々。サラバンドは、溜めが浅い歌が平坦に聞こえてしまった…。ジーグは時間切れで演奏出来ず…★★

□A1カテ:ショパン:24の前奏曲集op.28 より 22〜24番→22番が始まった途端に停滞、打鍵の発音がむやむやのまま流れてしまった。続く23番は素っ気なさすぎ。24番は全体的に平坦。左手に意識を取られ過ぎな点、右手のスケールが沢山入る度に、流れを失う演奏になったのが残念…★

□A1カテ:ラフマニノフ:エチュード「音の絵」op.39-1→複雑なパッセージから始まるのこの曲を明解に理解して演奏してるのかどうかが疑問。左手にテーマがあるのに右手ばかり頑張り過ぎるし、さらに停滞してしまう…。テンポも遅すぎる…。未消化な感じが拭えなかった…★

□A1カテ:フォーレ:ノクターン第13番op.119→作品を良く理解した演奏とも言える。欲を言えば強音時に力んだ音が少々、耳障りな点が一つ。あと、フレーズの開始と語尾の明確さが欲しいとも思いました。晩年の孤独感がよく伝わった演奏…★★★★(地区予選通過)

□A1カテ:ショパン:舟歌op.60→音の出し方が平坦。ピアノを鳴らす技術にも問題があるとも思いました。暗譜がむやむやになる場面も。演奏も停滞する箇所も有りました…★

□A1カテ:ラフマニノフ:前奏曲op.23-2+op.23-5→2曲とも停滞してしまったのが些か。集中力に欠ける場面が多く、歯を食いしばって演奏してる辺りに、何か力みを感じたりもしました。音を鳴らすセンスは垣間見えましたが…。…★

□A1カテ:モーツァルト:ソナタKV457 1st.mov&3rd.mov→全体的に平坦な演奏。いくら古典作品とは言えど、モーツァルトに欠かせない対話感や繊細なユーモラス性を音に出していない点が気になりました。音への繋がり、発展性を出していかないと、な印象…★★

□A1カテ:J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集II-6番BWV875→全体的に総じて、美しさ、艶のある音楽が魅力的でした。通常のテンポよりはやや遅めの構成ですが、丁寧な音楽作り、そして、楽器をよく聴いて鳴らして点が好感度でした…★★★★★(地区予選通過)

□A1カテ:三善晃:ソナタ(1958) 3rd.mov→全体的にはアクロバットな演奏…。あんなに作曲者がスタッカットを強調して書いてるワケが有り得ないし、シフト(ソフト)ペダルを全く使用せず、さらにダンパーペダルの多様性が全く無かったのも気になりました(1/2踏みにするなどの配慮が無し)…★★★

□A1カテ:プーランク:3つの間奏曲→やや硬い感じのする演奏ですが、ベーゼンドルファーの響きを捕らえた演奏とも思いました。一つ欲を言えば、音色の使い分けを沢山、出来る箇所は実行した方がいいとも。ペダルもハーフペダルが使えるようなら、もっとお洒落に聞こえるはず!…★★★(地区予選通過)

□A1カテ:幻想曲op.17 1st.mov→全体的には平坦に聞こえた演奏。ダイナミックな解釈とかが感じられない、技術さえ弾ければ…と言うような演奏。フレーズの溜めとか、和声感の変化も感じられず…★★

□A1カテ:ハダメス・ニャターリ:誘惑のショーロ+ガーシュイン=E.ワイルド編:エンブレイサブル・ユー→全体的には、パッセージなどが、綺麗で印象的でしたが、クラシックの観点が見た場合、綺麗さだけでは物足りない事も。バーや気軽に演奏する場なら、凄く素敵ですが…。綺麗なだけが音楽ではない事も理解して欲しかった…★★★

□中野の予選を見て、思った事…

一応、A1、A2カテゴリーと言われる、音楽大学出身者と、一般の非音楽大学出身者が出場していい部門ですが、この聴いたA1、A2カテゴリーの演奏を聴いてて思ったのは、

もし、音楽大学出身者なら、何故、こんな5分も、まともに演奏出来ないのか?が疑問に思ったのと、

音楽大学出身者なら、何故に音楽たる物を知ってて演奏するハズだろう…と思って見てましたが、蓋を開ければ、それは、聴くに耐えられない演奏ばかり続いたのは、大ショックでした…

しかも、予選通過したメンバーは、なんと?!

先日の『国際アマチュア・ピアノ・コンクール』で本選などに残ったメンバーが予選を通過をしているのですから…

アマチュアピアノコンクールで演奏してる人達に、演奏をすると言う点で、音楽大学出身者が劣ると言う事実は、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)もある意味、音楽大学出身者に対してのキツい試練を与えているみたいにも思いますね〜…

今、日本のピアノ演奏はPTNAが一つの基準に思われても仕方ない部分もあります…

これだけの大規模であればですけど…

ここ10年くらいで、音楽大学出身者の大半が演奏をまともに出来ないまま、アマチュアピアノコンクールなどで演奏して来た方々に劣ると言う事実…

アタクシなども、『2ちゃんねる』では、五流、十流の下級のピアノ科出身扱いされて叩かれてますけど、

少なくとも、7/23に聴いたグランミューズのA1、A2カテゴリーに予選で敗退したメンバーは、いくら、アタクシの出身音楽学校よりもレベルの高い学校と見なされてはいますが、実際には、アタクシの出身音楽学校と同等か、それ以下にしか思えない現実を見たような気がしました…

確かに今の若い世代の音楽大学出身者は、演奏を外部で聴くと意外に驚く事もあります…

アタクシも学校を出て、四半世紀を越えていますけど(調子の悪い時はありますけど)、あのグランミューズの予選敗退のメンバーよりは、かなり演奏してる方だと思いますし、

また、youtubeやeyevio、zoomeなどでの動画撮影(携帯電話)による演奏も公開して来ました…

□ベルク:ソナタop.1
http://www.youtube.com/watch?v=6MtTWfAumps

□ブラームス:ソナタ第3番op.5 より 第1楽章
http://www.youtube.com/watch?v=iT5eClxq970

□ドビュッシー:映像第2集
http://www.youtube.com/watch?v=KGR711RAIfY
http://www.youtube.com/watch?v=IVE48dykp7Y
http://www.youtube.com/watch?v=zkU6GY3xKkQ

□ドビュッシー:エチュード XI.アルペジオのための
http://www.youtube.com/watch?v=PBVmEhywiVk

□ドビュッシー:バラード(1890)
http://www.youtube.com/watch?v=5gk5AC-t1tY

実は、これらの映像の演奏曲目は、全く誰にも教わらずに弾いています…

四半世紀、レッスンも殆ど受けずに来ましたけど、中野で聴いたグランミューズの予選敗退の方々には、失礼とは思いますが、何を今まで練習して来ているのか?…と思ってしまいましたね〜…

さらに、、、

グランミューズの予選で見て思った事は、

□ピアノに座った時の姿勢

大半が背中を伸ばして弾かない事

猫のようにこじんまりとした姿勢では、ホールに響くような音が発しない事は確かです…

□ペダルの踏み方が雑…

ペダルをバッシンバッシン踏んで弾いてる方も見受けられて、一体、今まで、何を教わって来たのか?唖然とするばかり…

シフト(ソフト)ペダルもまともに使えず、ましてやハーフペダルなども使えない演奏者が大半居るのにも驚きます…

ペダルは足で叩くモノでは有りません。踏むのですから…。かかとに力を入れてただ踏めばいいと言うものでも有りません!

あと、選曲のセンスの問題もあります…

例えば、歯を食いしばって弾くような曲は、正直、それは己の演奏能力を完全に超えてしまって音楽にならない事が明白…

グランミューズで出てきた曲目には、信じられない選曲もいる人が多いのも事実ですね〜…

まぁ、アタクシは、只の聴衆者として見たまでですが、非PTNA会員で良かったと思う事も有りますね〜…(苦笑)

ピアノ指導者協会と言う名があるからには、会員はピアノの、『あいうえお』を知ってなければならないハズなのに、現実は知らない方々が多いのでは…とも思ってしました…

アタクシの動画をどうご覧になろうと結構ですが、アタクシはアタクシの個人的な感想で書いたまでです…

これは日記ですからね〜…(苦笑)

2011年7月19日火曜日

2011年、国際アマチュア・ピアノ・コンクール(4)

→ (3)からの続き…

アマコン2次A部門:J.S.Bach:イタリア協奏曲 1st.mov.+ショパン:英雄ポロネーズ→指回り、華奢な今時の草食系の代表と言えよう。深みは確かに足りない部分はあるが、ストレートな表現力は汚れを知らない、逆に美しさがあった…★★★

国際アマチュアピアノコンクール2次予選の一言感想終えました。いい演奏もありますけど、ジャッジは仕方ない事もあります。本選は2011年7/31(日)am10:30から、四谷の紀尾井ホールにて。(有料です)

■7/31の本選予定曲

□B部門

シューマン:ソナタ第1番op.11 1st.mov

プロコフィエフ:ソナタ第3番op.28「古い手帳から」

リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」

シューマン:幻想曲op.17 1st.mov

J.S.バッハ:幻想曲とフーガBWV904

ボルトキエヴィチ:ピアノのための10の練習曲op.15-9 +
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番

ブラームス:間奏曲op.116-6 +
スクリャービン:前奏曲op.11-14 +
ラヴェル:ソナチネ 2nd.mov

□A部門

モーツァルト:ソナタ第13番KV.333 1st.mov & 3rd.mov

グラナドス:スペイン舞曲第2番「オリエンタル」 +
グラナドス:ゴィエスカス 第1部「4.嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」

ショパン:幻想曲op.49

シューマン:幻想曲op.17 1st.mov

ヤナーチェク:ソナタ「1905年10月1日 街頭にて」(全2楽章)

リスト:バラード第2番

グラズノフ:ソナタ第1番op.74 1st.mov

ハイドン:ソナタ第13番 Hob.XVI-6(全楽章)

ショパン:練習曲op.10-1,3,4 +
ショパン:ノクターン第20番(遺作)

リスト:バラード第2番

シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集op.6 より 第2集

7/31は、バラエティーな選曲がどう評価されるのか、凄く興味津々です!

大人をレッスンされてる、ピアノの先生方々も参考のためにご覧になっては如何でしょう?

本選はアマチュアとは言えど、ちょっとカルチャーショックを受けるかもしれませんよ?!

2011年、国際アマチュア・ピアノ・コンクール(3)

7/10、第2次予選のA.B部門のリポート

A部門は、任意のJ.S.バッハの選曲が義務付けられている

アマコン2次B部門:スクリャービン:幻想曲→大まかな点は要所要所に捕らえた演奏。ただ、フレーズの開始と語尾が切れないように演奏するため、楽曲としての味が殺されてしまったのが残念。細かな展開も雑な点も…★★★

アマコン2次B部門:ヤナーチェク:霧の中で「アンダンテ,プレスト」→声部を振り分けて奏して欲しかった。歌がやや一本調子になりがちな点が惜しい。ペダルが深く踏み過ぎた感も…★★★

アマコン2次B部門:J.シュトラウスII:ワルツ「南国のばら」op.388→変化を付けて、アイディアを盛り込んで欲しかった気も。ワルツ特有の変化の、し辛い伴奏が続くだけに、集中するような音楽の解釈を望みたい…★★★

アマコン2次B部門:シューマン:ソナタ第1番op.11 1st.mov.→ペダルがやや多様し過ぎが気になった点。テーマを出す箇所で、伴奏が鳴らし過ぎた箇所もあり、バランスの点が惜しまれました…★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:プロコフィエフ:ソナタ第3番op.28→ペダルを少な目にした奏法は、なかなか技量が無いと旨くいかない。コジャレた解釈が心地良い演奏…★★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:ショパン:24の前奏曲集op.28-1〜6番→細かな技術を言うのはさて置き、音楽の面白さでは意欲が伺えた演奏。よく歌い心が垣間見えたと思います…★★★★

アマコン2次B部門:ベートーヴェン:ソナタ第4番op.7 1st.mov.→全体的によく練られた演奏。もう少し音量を抑える場面も…とは思いましたが、作品本来の味を把握していて安定感のある解釈が見事…★★★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:リスト:2つの伝説「波を渡るパオラの聖フランシス」→ペダルが深く踏みすぎる点、タッチが重過ぎる点。幻想感が不足。物語を設定した精神性の高い解釈を望みたい…★★★

アマコン2次B部門:ベートーヴェン:ソナタ第30番op.109 1st&2nd.mov.→1st.mov.での丁寧な演奏とは対象的に2nd.mov.は張り詰めた緊張感に欠けてしまったのが残念。もっと精神性の高い音楽を望みたい…★★

アマコン2次B部門:シューマン:幻想曲op.17 1st.mov.→全体的にやや一本調子の聞こえがちだが、穏やか歌が心地良い。あとは弾く姿勢が前かがみになる点が気になる。姿勢が変われば音色がもっと抜けて変わるはず…★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:モーツァルト:ソナタkV.283 1st&3rd.mov.→実際には全楽章を披露した。やや重めのタッチではあるが、丁寧な演奏。1st.mov.では、対話的な対比の表現がやや難。2nd.mov.は美音が印象的ではあったが…。…★★★★

アマコン2次B部門:モーツァルト:ソナタKV.330 1st&2nd.mov.→タッチの粒揃いという点では、流れ的に難があったかも。tr.もやや難があり、丁寧さにやや欠けたのが残念…★★★

アマコン2次B部門:J.S.バッハ:幻想曲とフーガBWV904→幻想曲は手堅くまとめ上げていて、問題は演奏時間の最後の方でのフーガで集中力に欠ける場面があったが、全体的な内容は高い音楽性を感じる…★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:スクリャービン:ソナタ第5番op.53→一つ一つの響きに精密さを感じない。ペダルをハーフにする事やシフト(ソフト)ペダルの多岐にわたる使用にも欠ける。強弱記号の幅広さを把握と、透明感な音楽が必要…★★★

アマコン2次B部門:ボルトキエヴィチ:練習曲op.15-9+リスト:ハンガリー狂詩曲第11番→弱音が印象的。ボルト…では、キレイな流れが、リストでは序奏の部分が美音な点が好感…★★★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:ブラームス:間奏曲op.116-6+スクリャービン:前奏曲op.24-11+ラヴェル:ソナチネ 2nd.mov.→メリハリのある一種リサイタルを聴いているような高レヴェル。ただ、ラヴェルは2箇所譜読みのミスがある(11小節目の2拍目)…★★★★(本選出場)

アマコン2次B部門:グリンカ=バラキレフ編:ひばり+シューマン=リスト編:献呈→グリンカでは、響きの方に神経を注いだのが少々。やはり流れが欲しい。シューマンもやはり流れに欠ける。前向きな歌に欠ける…★★★

アマコン2次B部門:ベルク:ソナタop.1→フレーズの開始と語尾を把握していない点。あと10小節目の左のバス音A音がE音で鳴らしてて間違い(予選1次の時も同様)…★★★ 参考:http://www.youtube.com/watch?v=6MtTWfAumps

アマコン2次B部門:ドビュッシー:喜び(悦楽)の島→やはり、何が喜びなのか…が中途半端。どうせなら、エロな部分を沢山出して欲しかった。238と242小節目の左バス音B♭音をD♭音で弾いたのは間違い…★★★

アマコン2次B部門:J.S.バッハ=ワイルド編:プーランクへのオマージュ+リスト:波を渡るパオラの聖フランシス→ワイルド編は軽い冗談性にもっと明確さが欲しい。リストは一音一音タッチが深過ぎる、鳴らし過ぎ…★★★

アマコン2次A部門:全体的に、やはり10分の集中力の中に、如何に内容度の高い音楽を表現して行くか、気持ちのモチベーションの維持して行くかで、高度なモノの比較が鍵になりました…

アマコン2次A部門:J.S.Bach:パルティータ2番 シンフォニア+カバレフスキー:ソナタ3番 3rd.mov.→Bachでは左バスの拍の意識が薄いのと、全体的な変化に乏しい。カバレフスキーは、平坦な音楽が些か。フレーズを膨らませるとか細かなセンスが欲しい…★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-3番+シューマン:プレスト(遺作)→Bachは完全にフーガで流れが停滞したのが惜しい。続く、シューマンがセンスのいいモノがあるだけに雑な響きが残念。立ち直る切り替えも必要…★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:フランス組曲4番「アルマンド,エア」+ベートーヴェン:ソナタ第32番 1st.mov.→Bachでは対話的な音色の変化に欠ける。ベートーヴェンは、やはり音への濃い緊張感と、絶対的な拍の取り方が甘くなったのが惜しい…★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-2番+スクリャービン:ソナタop.68「黒ミサ」→Bachはよく練られた音楽、音への繋がりが自然で美しい。スクリャービンは、怪しい彩をよく捕らえた演奏。シフト(ソフト)ペダルをハーフに使用して欲しい部分も…★★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-4番 前奏曲+リスト:ペトラルカのソネット104番→全体的には歌い心をよく表現はしているものの、フレーズを締める箇所(dim.)などが雑。リストを流れを一息で持っていかない点がやや惜しい …★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-19番 フーガ+ショパン:スケルツォop.39→全体的に重いタッチで変化に乏しい。Bachでは声部への気配り、ショパンはニュアンスの変化に欠けた。また、停滞したのも惜しい…★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-7番 プレリュード+ドビュッシー:水の反映→Bachはペダルを用いて響きはあるが、フレーズの開始語尾が曖昧。ドビュッシーは最初の響きを3種類の引き分けが明確ではなく拍を守っていない…★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-19番+プロコフィエフ:ソナタ第6番 1st.mov.→Bachの前奏曲は左右手の音色を変えて欲しかった。フーガも一本調子が気になった。プロコフィエフは幅広い音量と、緊張感のある重みに欠けた…★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-21番+ショパン:ノクターンop.62-2→Bachは淡々とした解釈だが、変化に乏しい。フーガの声部分けも明確さに欠ける。ショパンはアゴーギグさに欠け、晩年の深みのある歌には遠い…★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-9番 プレリュード+グラナドス:演奏会用アレグロ→全体的に音色が明るい。Bachはもう少し落ち着いた深みのある音が欲しい。グラナドスは派手な雰囲気があるが、丁寧さに欠けた…★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-5番 プレリュード+ラフマニノフ:ソナタ第2番 1st.mov.→Bachはタッチにムラがあるのと流れが乗らない。ラフマニノフは、複雑な和声の鳴りをもっと整理して欲しかった。響きが濁るのが惜しい…★★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-22番 プレリュード+グラナドス:演奏会用アレグロ→Bachは壮大な響きを捕らえた演奏。グラナドスは丁寧なパッセーシの処理など要所要所にポイントが高い…★★★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-17番 プレリュード+メシアン:幼子イエズスに捧ぐ20の眼差し 10番→Bachは細かいタッチが印象的。メシアンは、鋭いリズムを出そうとして、和声がやや雑になる点や多調性の響きの配分が濁るのが惜しい…★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-4番+スクリャービン:練習曲op.8-5→Bachは祈りを聴いてるような深い歌が印象的。スクリャービンは、技術的な弱さはあるものの、丁寧な演奏。全体的にはメリハリ感には欠けたかも…★★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-6番+シューベルト:即興曲op.142-2→全体的に線の細い印象。深い音にも欠け、幅広い音量が足りない。Bachではフーガでの停滞が残念…★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-14番 プレリュード+モンポウ:前奏曲7番+モンポウ:内なる印象「悲しい鳥」→Bachはやや遅めのテンポが気になったが、全体的に音楽療法的な穏やかな響きの美しさが印象的だった…★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:パルティータ2番 シンフォニア+シューマン:アラベスク→Bachではシンプルな表現だが、所々でロマン的過ぎる。シューマンは、やや一本調子。大胆な変化があってもいいのではないだろうか?…★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-17番+リスト:ラ・カンパネラ→Bachは明瞭のある歌と響きが印象的。リストはちょっとしたアクロバットな演奏。ペダルをかなり控えた、ある意味SM的禁断な演奏…★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律I-12番 フーガ+アルベニス:イベリア「エル・プエルト」→Bachでやや声部分けの明確さに切れ味に欠ける箇所もあるが高度な内容。アルベニスは、手の内に入れた確固たる表現力!…★★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:パルティータ4番「アリア,サラバンド」+プロコフィエフ:束の間の幻影op.22-10→自分の魅力を最大限に出した構成。Bachでは聴衆に安らぎを、プロコフィエフでは短いながらにも煌めきがあったと思う…★★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:フランス組曲第5番「アルマンド,カヴォット,ジーグ」+プーランク:3つの間奏曲→Bachではやや雑な響きが少々。カヴォットは品が欲しい。プーランクを丁寧に演奏しているが、ウィット感が不足…★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:シンフォニア9番+モーツァルト:ソナタKV.457 1st.mov.→Bachは渋い作品を細かい声部の色を替えて魅力的。モーツァルトでは繰り返しを付けるも2度同じに弾かずエッセンスがある職人技的な解釈…★★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:フランス組曲第3番「アルマンド,クーラント,メヌエット」+モーツァルト:ロンドKV.485→ある意味、オーソドックスではある。が、細かい変化を求めた場合、魅力的なモノが薄れる演奏…★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-6番+ベートーヴェン:ソナタop.31-2 1st.mov.→Bachはやや遅めのテンポながらも丁寧な音楽作り。テンペストも強打音時にややキツい音色だが、内容は高度なモノがあり楽しめた…★★★★★

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-11番+デュティユー:ソナタ 1st.mov.→Bachでは頭脳明晰な整理された演奏。デュティユーは、中間部の長く響きの間を取る部分や、後半(再現の前まで)の厳しい響きをもっと鋭く捕らえて欲しかった…★★★★(本選出場)

アマコン2次A部門:J.S.Bach:平均律II-12番+モーツァルト:ソナタKV.310 1st.mov.→Bachでは、オーソドックスな歌だが変化が少ない。フーガはやや右手が強い。モーツァルトも右手がやや強い、これに音色の変化があればとも…★★★(本選出場)

→ (4)へ続く…

2011年、国際アマチュア・ピアノ・コンクール(2)

→ (1)からの続き

国際アマコンA部門:33.ヘンデル:調子の良い鍛冶屋「エアと変奏」→楽曲の開始と語尾を区切らないで行くのが残念。ペダルの使用過ぎも気になりました…★★★

国際アマコンA部門:34.昨年の本選出場者は、1次予選は免除されている。2次予選は、J.S.バッハ:シンフォニア9番+モーツァルト:ソナタKV.457 1st.movが予定

国際アマコンA部門:35.モーツァルト:ロンドKV.485→無難にこなしているが、微妙な和声の移り変わりを意識していない。やはり指番号と鍵盤を掴む奏法に見える…★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:36.ベートーヴェン:ソナタop.31-2 1st.mov→序奏の緊張感のある呼吸(間)を意識した演奏、空気も張り詰めた。ベスト3に入る内容度の高い演奏…★★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:37.リスト:ため息→響きに負けている演奏。フレーズ感が外に現れない。やはり、指番号と鍵盤を掴む奏法の印象が強い…★

国際アマコンA部門:38.モーツァルト:ソナタKV.533 1st.mov→非常に頭で整理をされていて、尚且つ、微妙な和声の移り変わりを意識した演奏。内容度が濃い…★★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:39.モーツァルト:ソナタKV.310 1st.mov→ソツなくは弾いているが、三度の響きの微妙な色合いが感じられない。左右のバランスも微妙に違和感を感じる…★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:40.ベートーヴェン:ソナタop.27-2 3rd.mov→全体的な線が細い印象だが、技術はある方だと思う。ただ音色的には若さ故に深みが足りない。草食系の代表と言えよう…★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:41.シューマン:夜にop.12-5→完全に最初から最後までハーフタッチで平坦。発音がハッキリしないまま。電気ピアノでさらい過ぎた感がある?…★

国際アマコンA部門:42.プロコフィエフ:ソナタop.83 3rd.mov→完全に力で押し通せばいいと思っている勘違いな演奏。ペダルが多様過ぎ。左ベースのC-Bを強調しまくるのはNG…★★

以上、第1次予選の印象を書いた…

国際アマコン1次予選回想…やはり、指番号と鍵盤を掴む奏法で練習してきたエントリー者は、最後の詰めの時に、音楽を付けないで練習するため、本番になった時に、演奏した内容の差が出るのが歴然に思う…

今の初期教材『アルフレッド』や『バスティン』などの音符だけを純粋に読ませるメソッドが重要ではないか?とも思うのです…

バイエルやトンプソンと言ったメソッドで学んだ昭和世代は、音符よりも指番号に頼る生徒も多い事を実感しました。鍵盤の感覚を優先して覚えて弾く事もです…

最近のピアノ教材には必ずと言っていいほど、指番号が付きすぎなくらい。田丸信明メソッドもその一つ。指番号を書きすぎると音符を読まなくなる傾向にあるのは間違いないですね…

また、CDなどからの耳によるコピーで、音楽を覚えてしまうと、やはり楽譜を読まないままに(一応は読みますが)、リズムと速度が楽譜とは違う事も発生し、かつ、フレーズの開始や語尾が楽譜の指示では無く、CDから聴いたコピーのまま、鳴らしてしまう傾向もあるように思います

楽譜から完全に整理した内容で弾くなら問題は無いのですが、CD演奏などで覚え込んだ人ほど、楽譜の読み方が曖昧になりがちな点が出て来ます…

今回、そんな経緯を見ながら、指番号に頼る奏法、また、鍵盤を掴む奏法という言葉がピッタリな方が沢山居たのも事実です…

楽譜に頼れない部分があるのは、やはり、ソルフェージョ能力不足は否定出来ないでしょう…

まぁ、アタクシも長年、余りに一人切りで、ピアノの練習にあれこれと考えながら、四半世紀を越えてしまいましたから、弾けない人の苦労も、自ずと見えては来ます…

やはり、五線譜に書かれた記号を、如何に理解するかでしょう…

謎解きのように、五線譜の裏に書かれた作曲家の意図を読み取るのは、非常に難しい事だと思います…

音に出した時に、それが、美しい音楽となって演奏出来るかどうかは、個々の個人の持つ感性の力しか、無くなる訳ですが、やはり、常に楽譜から音を甦させる事を、常に神経を注がねばなりません…

アタクシが何故にブログに書ききるのかは、聴いた人がまず、どんな事を思って聴いてるのか?、をアマチュアピアノの方々に気づいて欲しい部分もあるからです…

毎年、毎年、かれこれ、アマチュアピアノコンクールを聴いて20年近くなりますが、アマチュアはアマチュアらしくと言うのは、確かにありますが、

コンクールで弾く以上は、聴衆がいるのですから、ある程度は、聴衆の方に、何を聴かれてるかを、気づいて欲しいとは思います…

たどたどしいピアノでも、演奏は演奏ですから…

良い悪いでは無く、クラシックというジャンルの中で、どういう音楽をするか?を、これを見たブログの皆さんは、改めて、考えて戴ければと思います…

アタクシは、一、聴衆のお客様と思って聴いています…

「2ちゃんねる」には随分と、堅物で奇人変人な書き方をされていますが、正直、2ちゃんねるで書いている人物は、少なくとも、アタクシと話しをしたことが無く、事実無言の事が輪にかけて大きく事実と食い違う事も過度あります…

他人の意見は、ある程度関心は持っていても、100%正しい事は無いのですから…

ちなみに、人間は数学では有りません…

数字で割り切れる動物でも機械でも有りません…

笑い、悲しみ、喜び、苦しみなどを感じる感情豊かな人間という、知性と理性を持った、高度な哺乳類なのですから…

少なくとも、音楽の事で、冷たくあしらう方々もいます…

話しの理解が得られないという方々もいます…

人はそれぞれに、学ぶ価値観の違いもあるのですから…

アマチュア・ピアノ・コンクールについて思う事…は、実は沢山有ります…

有りすぎて、もう整理がつかないのが今のアタクシの現実でしょうか?

アタクシもあと、生きて30年も無いでしょう…

人間とは結局、無駄に生きるしか無いのですから…(苦笑)

2011年7月18日月曜日

2011年、国際アマチュア・ピアノ・コンクール(1)

7/2、7/3に行われた予選の記録メモです。twitterに載せたのをまとめて見ました!

国際アマコン:シニア部門曲目リスト→

1.ベートーヴェン:ソナタop.27-2 1st.mov
2.ラヴェル:亡き王女のパバーヌ
3.ドビュッシー:夢
4.ショパン:ワルツ14番 ホ短調(遺作)
5.リスト:エステ荘の噴水
6.フォーレ:即興曲op.34
7.ベートーヴェン:ソナタop.110 1st.mov(最優秀受賞者)
8.ブラームス:間奏曲op.118-2
9.ベートーヴェン:ソナタop.31-2 1st.mov
10.ベートーヴェン:ソナタop.31-2 3rd.mov
11.ショパン:ワルツop.69-1
12.ブラームス:間奏曲op.117-2+op.119-3
13.ブラームス:間奏曲op.118-2
14.シューベルト:即興曲op.90-3
15.フォーレ:ノクチュルヌop.33-2

以上が55歳以上の高齢者部門で演奏された曲目です。今年は比較的レベルが高かったですね〜…。最優秀受賞者は7/31のアマコン本選会で、演奏を披露します。

A.B部門の感想とアタクシの自己採点(5段階評価)

国際アマコンB部門:1.スクリャービン:幻想曲op.28→堂々たる自信度伺える演奏。気になるのはクレシエンド、デクレシエンドの変化に乏しい。指番号や鍵盤で捕らえてる奏法に思う…★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:2.ヤナーチェク:霧の中で「プレスト」→フレーズの歌がやや変化(音色が)乏しい印象。やはり、指番号や鍵盤の形で捕らえた演奏にも思う…★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:3.ショパン:舟歌op.60→完全に指番号と鍵盤形で捕らえた演奏だと思う。フレーズのcrese.やdim.が感じられず、機能和声のデリケートさ、が感じられない…★★

国際アマコンB部門:4.J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903「フーガ」→完全にフーガの意味が感じられない。指番号と鍵盤で捕らえた完全な練習曲モード。もはやの言葉も無い…★

国際アマコンB部門:5.ブラームス:ソナタop.5 1st.mov→やはり指番号と鍵盤で掴んだ演奏。フレーズが生きて来ない。倍音効果の配分すら感じられず、和声機能が全く感じられない…★★

国際アマコンB部門:6.C.M.ツィーラー:ワルツ「謝肉祭の子供達」op.382→臭いワルツではあるが、ある意味凄く安心感のある、自然な音楽とも言える…★★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:7.シューマン:ソナタop.11 1st.mov→非常にロマンティックな歌が印象的。ただフレーズの開始や語尾がややはっきりしない場面もある…★★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:8.プロコフィエフ:ソナタop.28→若さ故に可能な勢いがあり面白い。ペダルも少な目に取りながらも細かいフレーズを出す工夫もあったが、開始と語尾がやや甘くなる箇所も…★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:1.2.6.7.8は予選通過。9〜16は、アタクシは都合により聴けず。14.15.16も予選通過。


聴けなかった
国際アマコンB部門の曲目リスト:

9.ショパン:ワルツop.69-1
10.ショパン:練習曲op.25-1+ワルツop.64-2
11.スクリャービン:前奏曲op.13-1.2.3.6
12.ベートーヴェン:ソナタop.31-2 3rd.mov
13.ショパン:幻想曲op.49
14.ショパン:前奏曲op.28-1〜4
15.ブラームス:間奏曲op.118-6
16.リスト:波を渡るパオラの聖フランシス

、が演奏されました。

国際アマコンB部門:17.ベートーヴェン:ソナタop.109 1st.mov→どちらかと言えば指番号と鍵盤で掴む奏法に見える。crese.やdim.が感じられず、きっちり捕らえる演奏…★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:18.シューマン:幻想曲op.17 1st.mov→フレーズがやや平坦に感じられる。歌はあるのだが。やはり指番号で捕らえる演奏に見える→★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:19.モーツァルト:ソナタKV.283 1st.2nd.mov→少し線の太い印象、最後まで意志の強い音楽。デリケートな面がやや欠けますが楽曲の理解度が強い演奏…★★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:20.ショパン:スケルツォop.31→やはり指番号と鍵盤で掴む奏法。フレーズ感や和声機能の変化に乏しい…★★

国際アマコンB部門:21.モーツァルト:ソナタKV.330 1st.mov→線の細い演奏。和声機能のデリケートさに不足。やはり、指番号と鍵盤で掴む奏法に思える…★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:22.ラフマニノフ:前奏曲op.3-2→完全に譜読みの間違い(#、ナチュラル記号)の演奏。機能和声として、もはや救いも無く、三連符の和音ブロックは機関銃…★

国際アマコンB部門:23.ドビュッシー:舞曲→ペダルが掛け過ぎる点が気になった。指番号と鍵盤で掴む奏法に見える。中間からテンポが落ちてしまったのも気になった…★★★

国際アマコンB部門:24.シューベルト:即興曲op.90-2→完全に指番号と鍵盤で掴む演奏。フレーズ感が感じられず、一種、棒引きな印象が拭えなかった…★★

国際アマコンB部門:25.プロコフィエフ:ロミジュリop.75「別れの前のロミジュリ」→雰囲気が一瞬あるのだが、集中力が無い。やはり、指番号と鍵盤で掴む奏法に見える…★

国際アマコンB部門:26.J.S.バッハ:幻想曲とフーガBWV904→ハッキリしてはいるが、やや機能和声の美しさを伝える点が平坦な場面もある。指番号と鍵盤で掴む奏法に見えるかも…★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:27.ドビュッシー:水の反映→全音階に対する和声機能感覚がややそぐわない。譜読みが違う箇所、ペダルのセンスにも問題が有り…★★(予選通過)

国際アマコンB部門:28.リスト:ハンガリー狂詩曲第11番→非常にドラマティックな内容を持っていて、遊びの部分を伝えた演奏だと思いました…★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:29.J.S.バッハ:平均律I-5番+ショパン:練習曲op.10-1→指番号と鍵盤で掴む奏法。フレーズ感や機能和声の処理、生きた音楽が表に出なく残念…★★

国際アマコンB部門:30.モーツァルト:ソナタKV.570 1st.mov→機能和声に対してのペダルの使い方がそぐわない。指番号と鍵盤で掴む奏法にも思えた…★★

国際アマコンB部門:31.リスト:スペイン狂詩曲→丁寧な演奏だが、集中力に欠けた。背後ある音楽が聞こえて来なかったのも残念。指番号と鍵盤で掴む奏法にも感じた…★★★

国際アマコンB部門:32.ショパン:バラードop.52→全体的に平坦な音色。電気ピアノで練習しているような感覚。やはり指番号と鍵盤で掴む奏法にも思った…★★★

国際アマコンB部門:33.ドビュッシー:雨の庭→最初からペダルを掛けるため重い。まるで東京の梅雨のような印象。やはり指番号と鍵盤を掴む奏法に思える…★★

国際アマコンB部門:34.プーランク:3つのノヴェレッテより3番→全体的なペダルが深く踏み入れすぎな部分と、フレーズの明確さ、和声感の方向性がハッキリしていない…★★★

国際アマコンB部門:35.ブラームス:間奏曲op.116-6+スクリャービン:前奏曲op.11-14→演奏効果も素晴らしく、抒情性に豊み、ピアノの美を伝える演奏…★★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:36.シューマン=リスト編:献呈→旋律を大事に意識した演奏だと思いましたが、打鍵がやや弱い印象が気になりました…★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:37.ベルク:ソナタop.1→譜読み間違いもあるのですが、意欲は高く評価してもいいでしょう。ただ、細かい指示ははみ出ない方が無難です…★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:38.スクリャービン:2つの詩曲op.32→ペダルの踏み方が雑なために音色の変化が乏しい(ハーフペダル無し)。指番号と鍵盤で掴む奏法にも見えます…★★★★(予選通過)

国際アマコンB部門:39.ショパン:バラードop.23→機能和声のデリケートな感覚不足。フレーズ感が生きてない。集中力も問題。やはり、指番号と鍵盤で掴む奏法…★★

国際アマコンB部門:40.シューベルト=リスト編:水車屋と小川→欲を言えば大胆な音色の変化に乏しい。歌はあるのだがフレーズ感や陰が薄い。転調への意識不足も…★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:1〜15までは、アタクシは都合により聴けませんでした…

国際アマコンA部門:1〜15の曲目リストは

1.カバレフスキー:ソナタop.46 3rd.mov
2.シューマン:プレスト(遺作)
3.リスト:森のささやき
4.ブラームス:2つのラプソディop.79
5.ムソルグスキー:展覧会の絵「プロムナード5,リモージュの市場,カタコンブ」
6.スカルラッティ:ソナタL.241&345+スクリャービン:ソナタop.68「黒ミサ」
7.水の戯れ
8.出場免除
9.シンディング:春のさざめき
10.プロコフィエフ:ソナタop.28
11.ベートーヴェン:ソナタop.31-1 1st.mov
12.ショパン:エチュード「革命」
13.出場免除
14.リスト:森のささやき
15.プロコフィエフ:ソナタop.82 4rd.mov

国際アマコンA部門:1〜15の予選通過者は、1.2.3.6.7.8.13.14.15。

国際アマコンA部門:16.ショパン:ノクターンop.62-2→晩年のショパンらしかが微塵も無く、完全に指番号と鍵盤を掴む奏法で、和声の移り変わりも感じられず…★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:17.グラナドス:演奏会用アレグロ→華やかな音色の持ち主ではあるけど、丁寧さにはやや欠ける演奏。弱音が神経が届いていない…★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:18.昨年の本選出場者は、1次予選は免除されている。2次予選は、J.S.バッハ:平均律II-5番(前奏曲のみ)+ラフマニノフ:ソナタop.36 1st.movが予定

国際アマコンA部門:19.グラナドス:演奏会用アレグロ→丁寧なパッセージが印象的。一音一音の単線律を歌う時のイマージネーションが惜しい。やや音色は抜けない印象→★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:20.プーランク:3つの小品「トッカータ」+即興曲15番「ピアフ」→音色的にやや地味だが、確かな技術を披露。トッカータはややテンポが違ったが。→★★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:21.シューマン=リスト編:献呈→きれいにまとめてはいるものの、印象度が薄い。曲の最後が集中力が欠けたのが惜しい…★★(予選通過)

国際アマコンA部門:22.ショパン:マズルカop.59-1→出だしのテーマがむやむやになったのが惜しい。やはり、アクのあるリズムやアクセントを音に出してこないと訴える音楽が弱い…★★(予選通過)

国際アマコンA部門:23.昨年の本選出場者は、1次予選は免除されている。2次予選は、J.S.バッハ:平均律II-14番(前奏曲のみ)+モンポウ:前奏曲7番,内なる印象「悲しい鳥」を予定

国際アマコンA部門:24.リスト:小人の踊り→最初の装飾音が違った形で入ってしまったのと、曲の持つウィットな部分が感じられず。やはり、指番号と鍵盤で掴む奏法…★★

国際アマコンA部門:25.ベートーヴェン:ソナタop.31-3 4rd.mov→やや音色がすっきりしない。音楽の面白みを理解してるかどうかは疑問。悩みの壁になってるのかも…★★★★

国際アマコンA部門:26.ラヴェル:水の戯れ→音色はきれいだが持続が難しく、そのままsecな感覚でポキポキ感が無いまま集中力に欠けた。強い個性を求む…★★

国際アマコンA部門:27.シューマン:アラベスクop.18→全体的に変化に乏しい印象でも安定感はあった方。やはり指番号と鍵盤を掴む奏法に見えた…★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:28.アルベニス:イベリアI「エル・プエルト」→安定感があったが、内声に絡んだ響きを完全に拭い去っていない。もっと技術的に響きがすっきりするはず…★★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:29.昨年の本選出場者は、1次予選は免除されている。2次予選は、J.S.バッハ:パルティータBWV828「アリア,サラバンド」+プロコフィエフ:束の間の幻影op.22-10が予定

国際アマコンA部門:30.ドビュッシー:月の光→無難にはこなした演奏。最初の三度の響きがやはり腰が無い。やはり、指番号と鍵盤を掴む奏法に見える…★★★

国際アマコンA部門:31.プーランク:2つの間奏曲→やや力で持っていく演奏だが、技術はあるので楽しめる。ただウィットな部分(エスプリな)は感じられず…★★★★(予選通過)

国際アマコンA部門:32.ショパン:ソナタop.58 4rd.mov→捕らえた方が全くおかど違い。細かいパッセージに拘る。完全に指番号と鍵盤を掴む奏法の最悪なシナリオ…★

→(2)へ続く…