□A2カテゴリー(40歳以上の、音楽大学出身者と一般人による混合部門)
リスト:ハンガリー狂詩曲第8番→ (全国大会出場)残念ながら、am10:30から始まるも、何故か1分早く始まった模様。アタクシはピッタリくらいにくらいに着いてしまったので、ドアの外から聴いていました。
(初めて訪れた会場でしたしね…汗)
ブラームス:間奏曲op.118-2 +
ブラームス:奇想曲op.76-2→間奏曲を祈るような気持ちで弾いてるのはいいのですが、全体的な流れがもたつき気味。区切りの前にさらに、勿体ぶるようなrit.を掛けすぎるので、些か、わざとらしさが気になった。中間部は二声が聞こえた方が面白いと思うのだが…。次の奇想曲へ入る時に、スムーズに入れなかったのはちょっと頂けないかも…★★★
ディティユー:ソナタ(1947) 第3楽章「コラールと変奏」→コラールでは、打鍵に溜めの効かない鳴らし方が些か…。完全に雰囲気で弾いてしまっているし、コラールの声部の音色の引き分けもハッキリしなかった。また、変奏1に入る前の下降パッセージから入る箇所の処理が雑過ぎる。変奏1に入ったところで、拍の処理が曖昧になり、その後の変奏のテンポがふらついたり…と、どうも感覚として整理が出来ていないように思われた…★★
リスト:リゴレット・パラフレーズ→ 何ともツェルニー風に弾いてしまっているのだが、それなりに整理しては弾いてはいるのだが…やはり、オペラをパロッた作品だし、如何にヴィルトゥオーゾ的な遊びを練り込むか、な解釈が必要なので、その辺りのセンスが欠けていたかも。各箇所に、crese.dimの山場なフレーズ作りとか、パッセージを一つ息で軽やかに弾く技術もこの曲には絶対不可欠…★★
スクリャービン:ソナタ第4番op.30→ 1楽章に当たる部分は色っぽい音色が印象的で、神秘的な演奏…だったが、2楽章に入るとリズム感がやや重たくなってしまい、弾いてる音も曖昧さがあったのが残念…★★★
ブラームス:ソナタ第3番op.5 1st.mov→ テンポはやや遅め。和音の厳しさ欠ける。その代わりに丁寧なテヌート気味の解釈はいいのだが、一フレーズを弾くのに、濁ったり、外したりと音の緊張感が足りないので締まりがない。テンポ的にはもう少し速く流れるように弾いた方が…という印象…★★★
リスト:波を渡るパオラの聖フランチェスコ →最初の左手トレモロが現実的な解釈だし、右手のテーマの和音が何ともセンスに欠ける。crese.dim.のフレーズがある歌が出てこない。最初から躓き弾きもあったりしたのも些か…。ペダルの細かい使い分けも全くされておらず…★
ラヴェル:道化師の朝の歌 → 最初の6/8拍子でも2対3のようなリズムの遊びも出す部分が全く出していないし、フラメンコのイメージが出ていなかった。また、最初の右手のEs-fis-Dの和音の流れの上声部を強調しているが、楽譜に書いてあるアクセント(>)以外はしない方がいい。終始、フレーズの間が足りないし、また、ペダルはうんと少なくする部分もしないといけないし、響き自体をcrese.にしたら、dim.を当然になのだが、全体的には不自然な解釈な感じがした。三度のグリッサンドの頂点の打鍵はやり過ぎ!センスの無さが明らかだった…★★
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 → 棄権
デュティユー:ソナタ(1947) 第3楽章「コラールと変奏」→ 最初のコラールの部分は、鳴らし方のセンスとかはなかなかいいのだが、何か締まりに欠ける。続く変奏1はややテンポが遅めだが、特徴は掴んではいるのものの流れが重く、変奏2では、完全にテンポが追いつかなかったのか、間抜けな感じで突っ走ったのが少々…。段々、音符が細かく拍子されるとテンポが遅くなるばかり…★
エプタ・ザールで聴いてると、会場は完全な防音では無さそうで、外から『蝉の鳴き声』が終始に渡って聞こえる始末…(苦笑)
最初、窓が開いてるのか?と思いきや、どうやら、会場の造りに問題がある模様。
地方のサロンなどは自然音が入る会場も沢山あるのだが、都会の会場で、この点はどうかな?とも思った部分もあった…
また、調律の作業も入ってましたが、どうも湿度管理が成されていないのか、オクターブや高音域の乱れが終始気になってはいました…
□A1カテゴリー(22歳以上で、音楽大学出身者と一般人の部)
デュティユー:ソナタ(1947) 第3楽章「コラールと変奏」 → コラールの部分を鳴らすという点では良いが、打鍵的に力が抜けない「つんざく」音色が些か…。硬質なモノを求めるのは良いが、場所と音響の響きのセンスを考えないと…な印象。変奏1はなかなかな解釈とは思いますが、変奏2から入るダブルオクターブからテンポが崩れて、どんどん足を引っ張るように遅くなって行ったのは些か…★★
ブラームス:ラプソディop.79-2 → 鳴らすセンスは多少、強引な部分も。会場のスペースを考えれば、少々、力が入り過ぎた感がある。あと、手の交差時にテーマを打鍵する度に、音が決まらなかったのも痛い…。楽曲の構成感も印象が薄くなってしまった…★★
グラズノフ:ソナタ第1番op.74 → 長いズルズルとしたパッセージを控え目に、外側の声部が走る部分をよく捕らえてはいると思います。もう少し、流れが速くあればとも思いましたが、丁寧な印象が心に残りました…★★★★
グラナドス:演奏会用アレグロ → 最初の辺りは躍動感も感じられましたが、次の場面が変わった辺りから、バランスが崩れて行ったのが些か。完全に停滞と躓きは痛かった…★
メトネル:忘れられた調べ 第2集 より 春 op.39-3 +
メトネル:2つのおとぎ話 より 騎士の行進 op.14-2 → 春では、イメージを予感させるパッセージが印象的。ただ、強音になる部分で、些か音色がキツくなるのは気になるのだが…。よく歌った演奏だと思いました。騎士の…では、やや、最初のテーマと伴奏型の音色の引き分けに不明な箇所もありますが、前向きな演奏は、ちょっと楽しみもあります…★★★★(全国大会出場)
スクリャービン:ソナタ第2番op.19 1st.mov → やや大味な、音色の変化が少ないのは、まぁ、好みの問題なのだが、やはり、シフト(ソフト)ペダルを用いて、ハーフで踏むなり、音色を変えた方がいいか、とも…。幻想感という意味では、現実感的に聞こえた感…★★★★
リスト:スペイン狂詩曲 → 緊張感のある出だしが印象的でした。テーマに入った、単音で弾かれる部分は、もう少し粘るような渋さがあった方がとも思いましたが…。全体的には流れが落ち着き過ぎた感も。前へ前へと行って欲しかったのだが、段々と緊張感が薄らぐに連れて、後ずさりをするような演奏になったの惜しい。やはり、野心的な部分はリストの作品にはあった方がいいのと、自らのスピードをある程度出していかないと味が出ないように思う部分も…★★★
シューベルト:ソナタ第19番D.958 3rd.mov&4rd.mov → 全体的にペダルを深く踏み過ぎた印象。響きが響き過ぎて、この曲の長所を出し切れないまま、終わった感。3rd.movは和音の部分はやや控え目な鳴らし方の方がとも。歌はよく歌っているとは思います。音像をよく確認をしないと…、な印象。4rd.mov.もペダルを深く掛けすぎな印象。ニュアンスも確かに感じられますが、全体的に重いかも。シューベルトの半音がズレただけでも色が変わって行く感覚をもっと音に出さないと、印象が似たり寄ったりになる点が気になった…★★★
ベートーヴェン:ソナタ第1番op.2-1 1st.mov&4rd.mov → 初期作品を究極に仕上げた演奏だと思っていい。躍動感もあるし、流れも意欲的。対話的な解釈が印象的な1st.mov。所々に和音の発音が濁る箇所はあるが、内容は濃い。4rd.movは軽快さがあるし、勢いも流れも失わず、ニュアンスもあるし、これ以上、求めるの贅沢という感じがする…★★★★★
ブラームス:間奏曲op.118-2 → 鳴らし方に芯を感じない。言葉が浮ついたような演奏。流れの印象も薄い。が、最初の印象。演奏が進むに連れて、奏者のしたい音楽が見えては来るのだが、やはり、腰を据えてない部分も。また、暗譜ミスか、音間違いもあった(中間部)…★★
ショパン:スケルツォ第2番op.31 → 全体的には大雑把な演奏。デリケートな面に欠ける演奏。途中の高いポジションから落ちてくるパッセージ(dim.しながらとか)や長いフレーズ(crese.をしてdim.するとか)の歌、リズムも全て、大味に捕らえていたのが残念。打鍵のセンスも些か…★★
シマノフスキ:マスク(仮面) より ドン・ファンのセレナードop.34-3 → やや硬い音色が続いたりする部分は気にはなるのだが、作品の構成感はよくまとめてはいると思いました。メリハリ感があり、浮ついた音が少なく、演奏の質も高い位置で保った演奏だとも思いました。細かな事を言えば、細かいフレーズがある度に僅かでもcrese.からdimをする場面は粗雑にならない方がベターかも…★★★★★(全国大会出場)
シューマン:幻想曲op.17 1st.mov → 全体的に打鍵が重過ぎる点が気になるのと、ペダルが深く踏み込み過ぎな点が些か。ベーゼンドルファーの場合、力づくに打鍵をしてしまうと音色は完全に殺されるので、強音の箇所はやはりセーブして演奏するべきだろうと思う。途中、crese.へ盛り上がる箇所なども、やや粗雑に聞こえたのが残念…★★
以上、東日本グランミューズ4地区本選のA1、A2カテゴリーの実況でした…
8/21の日曜日には、PTNAグランミューズ部門全国大会が、銀座・王子ホールで開催されます…
入場料は2000円です…
銀座4丁目交差点、三越の裏にあるホールで、アクセス的にはいいと思います…
お昼をどこで食べようか悩み…
銀座は、どこに行ってもランチは1000円以上はざらですからね〜…
やっぱり、マクドナルド(銀座一丁目方面)になるかな〜?(苦笑)
『つばめグリル』とかもあるのですが、コンクールの昼食時間は45分なんてざらなので…(苦笑)




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